DiGiプリペイドSIM
通信キャリア - DiGi

 前記事KLガジェット3 - スマホ編で、私はHTC Jについて

 バンコクからKLに来た日にDiGiのSIMを入れ、バンコクに帰るときにそれを取り出す。
 つまり年に2回しか、裏蓋を開ける必要はない

と書きましたが、疑問に思った方もいるのではないでしょうか?

「マレーシアのSIMなんだから、そのまま入れっぱなしにして帰れば?」
「年に2回どころか、一度も開ける必要がないじゃん」

 ところが、そういうわけにはいかないのです。

DiGiプリペイドSIM、EasyとBest
DiGiプリペイドSIM、EasyとBest

 まず第一に、KLでは業者に荷物を預けて帰りますので、次に来た時に、その業者と連絡を取る必要が生じる可能性があります。
 つまり、KLIA到着直後から、通話機能が必要なのです。

 第二に、私は冬(というより年末年始)には、バンコクから直接ペナン旅行に行きます。
 私のマレーシアでのメインの電話番号であるDiGiのSIMを、KLに置きっぱなしということは、その点からも出来ないことです。

 この第一の理由も、第二の理由も、タイとマレーシアの間を常時iqxとHTC Jのスマホ2台持ちで移動していれば解決する話なのですが、そうはしたくありません。
 移動の際の持ち物は可能な限り少なくしたいのです。

「でもiqxは要らないんじゃないの? Jだけ持って移動すれば?」
「バンコクで自宅と空港の間を移動するぐらいの間、電話が使えなくてもいいんじゃないの?」

 たしかに通話機能は不要ですが、データ通信機能は必要です。バンコクに戻るときはともかく、バンコクから出発するときには。
 なぜならスワンナプーム空港の無料WiFiは、面倒くさくて使う気になれないからです。

 いかに面倒くさいかは、この記事バンコク スワンナプーム国際空港で無料WiFiを使う方法が参考になります。(でも1時間使えるようになったのですね。前はこれが15分だったのですよ。)
 後述するようにDiGiのSIMでデータ通信することも可能ですが、国際ローミング状態でデータ通信などしたら、いかにDiGiとはいえ、さすがに高くつき過ぎます。

 そして第三の理由。これが一番大きな理由。
 私の持っているSIMカードの中で、唯一このDiGiのSIMだけが、何の申請手続きも必要なく、デフォルトで国際ローミングに対応しているのです。

 いっさい手続き不要で、私が世界のどこに行っても、電話を受けれる、SMSも受信できる、唯一の電話番号であるということです。
 したがって、問題はタイとマレーシアだけの話ではないのです。
 もし、このDiGiのSIMをHTC Jに入れっぱなしにするとなると、台湾に行く時にもHTC Jと、もう1台のスマホという、2台持ち移動になってしまうのです。
 台湾は台湾で、このSIMを入れるためのスマホが置いてありますので、無駄が大きくなりすぎるのです。

 以上の理由により、KLからバンコクに帰るときには、このDiGiのSIMをJから取り出して持ち帰る必要があるのです。

 もっとも、Jの裏蓋を開けるのは、年2回ではなく1回にすることは可能かも?
 裏蓋を開けっ放しにして帰れば良いから。
 それで問題ないかは、そのときにまた考えます。

 で、今回のテーマは、このDiGiプリペイドSIMについてなのですが、世界のどこにいても同じ番号で、特にSMSが受けれるというのは非常に便利です。

 Dropboxの2段階認証セキュリティでのTAC(ワンタイムパスワード)受信電話番号は、もちろんこのDiGiの番号で登録しています。
 CIMB銀行のインターネット・バンキング(CIMB Clicks)は、使い勝手がよく大変便利なものですが、それによる送金時や設定変更時などのTACの受信も、もちろんこのDiGiの番号で受けています。
 CIMB銀行からはクレジットカードを使ったりした時も、けっこう親切に確認の電話やSMSが来ますが、それを受けるためにも、このDiGiのSIMは、私が世界のどこの国に行く時でも持っていく必要があるのです。

 デフォルトで使えるといえば、データ通信もそうです。
 いつでも、スマホのデータ通信をONにすれば、すぐ使えます。
 1日8リンギで使い放題です(30MBまでは従量課金制です)。

いつでも無申請でデータ通信、1日8RMで使い放題
いつでも無申請でデータ通信、1日8RMで使い放題

 上のスクリーンショットですが、データ通信をONにしてネットサーフィンなどを始めると、この2900という番号から、たちまち下の3つの「使用料金が1リンギに達したので、これこれのサービスが使えますよ」というSMSが届き、それから10分少々で、一番上の「使用料金が8リンギに達したので、今日1日使い放題」というSMSが届きます。

 立て続けに送られてくることがわかりきっていて、毎回のことだからうっとうしいので、SMS Filterで2900からのSMSはスパムと判定させています。
 上の画像もスパム・フォルダのものです。

 もちろんこういったお知らせとか、DiGiのおすすめプランとかのSMSはそれなりによく来ます。
 例えば、タイでスマホの電源を入れるとすぐに、

「タイで旅行中のあなた、マレーシアの家族や友人に電話しましょう。DiGiのこのプランを使えば、…」

というSMSがすぐに飛んで来ます。

 しかし、タイのSIMとは違って、それ以外の無関係な広告SMSは何も来ません。

DiGiの広告SMSはこの程度
DiGiの広告SMSはこの程度

 で、1日8リンギ使い放題というのが、無申請で使えるデフォルトプランなわけですが、このDiGi Prepaid Mobile Internetをご覧いただくとわかるように、申請すればそれ以外にも、いろいろなデータ通信プランが選べます。
 申請と言っても、Dial to subscribeに書かれている番号をダイヤルするだけの話です。

 しかし、私は今まで申請したことがありません。
 私はどこに行っても、部屋の中に引きこもっている状態がデフォルトです。もちろんそこでWiFiを使っているわけですから、データ通信など全く使わない日がほとんどです。
 まれに出かける日は出かける日で、とことんスマホでデータ通信を使いまくります。
 部屋に閉じこもっている日にしても、何かでWiFiが使えない環境ならば、やはりテザリングでデータ通信を使いまくることになります。

 つまり使う日は思いっきり使うし、使わない日は全く使わないので、基本的にデフォルトプランが一番合っているわけです。
 それでもバンコクにいるときには、ちょっと近所に食べに行く時も、そこでちょっこっとだけスマホでネットを使ったりしますが、マレーシアにいるときにはそうしないように、スマホのデータ通信をONにする日とOFFにする日をはっきりわけるようにしています。
 要はプランの申請(手続きそのものは簡単ですが、それをいつするのか?と考える事が面倒くさい)をしてしまうと、「この一週間はあと何MBまで無料でデータ通信が使える」とか考えて行動しなければならなくなるのが面倒くさいからです。

 しかし、今あらためて考えてみると、確かにKLではそうですが、冬のペナン旅行とかではホテル滞在なので、部屋の掃除があるから毎日ちょこちょこ出かけるわけで、これらのプランの使い出がありそうですね。
 今後は少し検討してみたいと思います。

 こんなふうに自分の生活について、「私は何故そうしているのか?」という理由を、人に説明するように文章にしてみると、「それならこうしたほうが良いのでは?」ということに、けっこう自分で気がつくものですね。
 私がこのブログを書き始めたのは、そもそもそれが目的なのですが、やっぱり書いてみるものです。

 ところで、この記事の最初の画像にあるように、DiGiのプリペイドSIMにもいくつか種類があり、オススメなのは「DiGi Best Prepaid」というSIMです。
 その理由について書き始めると、かなり長くなりますので、その話は次の記事にしましょう。

 ローミングでの通話料金が気になる方は、International Roamingで確認できます。
 Prepaidの方をチェックし、使う国を選択して下さい。
 例えば、日本にいる人から日本にいる人に、このマレーシアの番号を使って電話を掛けると、1分4.5リンギであることがわかります。

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