ランカウイ島で唯一のタウン、Kuah Town。
地元のマレーシア人やタイ人が、フェリーで免税品を買いに来る町です。
フェリー着場のジェティから約2km、私が初めてランカウイに来た時は、ジェティからのタクシー代4リンギでしたが、今や8リンギになっています。
このアジア・カップというタバコは、カートンで10リンギでした。
つまり、1箱1リンギです。
レストランも多い。
ベイビュー・ホテルの目の前にあるタイ料理店ですが、ここはかなり厳しいタイ・ムスリム向きの店で、豚肉はもちろん、この免税店街の真ん中で、酒もありません。
アルコールの持ち込み禁止と、がっつり書かれています。
というわけで、私はここで食べたことがありません。
で、そのすぐそばに、酒屋があるのがクア・タウン。
さらにそのそばに、ドイツ系の洋食屋さんがあります。
サッポロビール8リンギ。
さらにその先の交差点向こうに、わりと有名らしい中華料理屋があるのですが、私はどうもこの店が苦手。
朝や昼はまだ良いのですが、夜になると店員がやたら増えてきて、「あれはどうだ、これはどうだ」と勧めて来るのですが、そもそもそれが何語なのかもゴチャマゼでよくわからず、鬱陶しい。
さて、その次の交差点にあるのが、クア・タウンでの食事はここが本命、屋台街の水郷小販中心(ウォーター・ガーデン)。
ベイビュー・ホテルを朝食なしのプランで予約した時から、毎朝、ここで食べるつもりでした。
でもなぜか、金・土・日と閉まっていました。
今回だけたまたまなのか?毎週そういうことになったのか?はわかりませんが。
クア・タウンなので、他にも朝食場所はいろいろありますから、まあ良しですが。
圧倒的にムスリムが多いこの島で、ここだけはムスリム以外の住人の憩いの場。
どの店も、当たり前のように豚肉を出します。
タイガービールが2.6リンギ、アサヒスーパードライが3.5リンギ。
毎日、朝からビールを飲んでいました。
(あれ? クアには仕事しに来ていたんじゃなかったの?)
入るとすぐ向かって右端に、タイ人がやっているぶっかけ飯屋。
以前は他にもタイの庶民食堂の一般的な料理名が、タイ語でいろいろと壁に貼られていて、客もみんなタイ人だし、会話はもちろんすべてタイ語だけという、完全にマレーシアにいることを忘れてしまうコーナーでした。
で、これで8リンギ。やっぱりタイよりは高いですけど。
タイ語表記もあるクワイティアオ(ก๋วยเตี๋ยว)屋。
水郷小販中心の交差点から東に進んだ角にある店。
メニューは英語・中国語・日本語併記。
店員のほとんどはタイ人で、こっちがタイ語がわかるとみると、メニューにある料理をタイ語で説明し始めます。
じゃあ、初めからタイ語も書いておけば良いのに。
マレーシアでは、こういう中華絡みの店はもちろんのこと、純粋なタイ料理店であっても、なぜかタイ語のメニューがないのです。
タイ料理というのは、タイ語で書かれていないと何の料理だか実にわかりにくい。
タイ人も多数いるのに、どうしてタイ語メニューがないのか?
マレーシアの不思議なところです。