ランカウイ空港からタクシーで、パンタイ・チェナンを素通りしてパンタイ・テンガーへとやって来ました。 たいていのガイドブックには 「大多数の旅行客が集まる、ここに来れば旅行客に必要なものは何でも揃う、ランカウイで最も代表的なビーチエリアがパンタイ・チェナンである」 と、書かれているからです。 ![]() アンダーウォーターワールド前にATMあり 今後、このエリアについて書く機会があまりなさそうなので、「なぜ、素通りしたのか?」今回、書いておくことにします。 一言で言えば、泊まりたい適当なホテルがないからです。 で、なぜKLにいるの?で、私は ランカウイはお金があればあるなりに、なければないなりに、楽しめる島 と書きましたが、ランカウイで貧乏旅行者が泊まれるような安宿は、クアとパンタイ・チェナンにだけ集中して存在しています。 そのうち、クアのほうは、地元のタイ人やマレーシア人が免税島ランカウイに買い物に来て泊まるための宿です。 つまり、貧乏旅行のバックパッカーがランカウイに来たなら、基本的に泊まれる場所はパンタイ・チェナンだけです。 もともとは貧乏だった頃に海辺の掘っ立て小屋みたいな安宿で、ボケーッと海を眺めている旅をしていた という、この「安宿」というのは、もちろんパンタイ・チェナンの宿です。 そんなわけで、パンタイ・チェナンというのは、バックパッカーにとっては素晴らしく快適で楽しい場所です。 ところが、そんな安宿ではなく、ちゃんと予約をしてスーツケースで宿泊するようなホテルとなると、パンタイ・チェナンは途端に選択肢がほとんどなくなるのです。 まず、メリタス・ペランギ・ビーチリゾートのほうですが、部屋が無意味に広くて古臭すぎます。 何よりも一番イヤなところは、ベランダに出ると、周囲の部屋でベランダに出ている人全員と顔を合わせることです。 有料ですが部屋でのインターネットも可能ということだったので、それにはちょっと期待していたのですが、高い上に不便。 そしてそもそも決定的なのが、このホテルはパンタイ・チェナンという便利な場所にあるというメリットが、ほとんど何もないのです。 メリタス・ペランギ・ビーチリゾートとカサ・デル・マーは、地図などを見ればわかるように、すぐ隣り合っているホテルなのですが、中心地からの距離感は決定的に違います。 カサ・デル・マーの目の前にコンビニがあるのですが、メリタス・ペランギ・ビーチリゾートに泊まると、蚊取り線香1つ買うだけのために、このカサ・デル・マー前のコンビニまで歩かなければなりません。 中心から離れているだけあって、さすがにビーチはパンタイ・チェナンらしからぬ広くて静かで綺麗なビーチですが、貝殻などがゴツゴツしていて、ちょっと裸足で歩いたり泳いだりはしかねます。 ![]() Meritus Pelangi Beach Resortのビーチ まあ、そんなわけで、私はもう2度とメリタス・ペランギ・ビーチリゾートに泊まることはないでしょう。 一方、カサ・デル・マーのほうですが、ここはサービス過剰です。 ちょっとでも外出して戻ると、部屋は綺麗に片付けられて、いろいろとデコレーションされています。 メリタス・ペランギほどではありませんが、やっぱり隣の部屋の人とぐらいは、ちょっと庭でくつろいでいると、よく顔を合わせることになります。 ただ、嫌なところはそれぐらいなもので、そういうことが大して苦にならない人ならば、ここは良いホテルです。 まあ私は、やっぱりここには長居は出来ませんが、いずれ気が向いたら、また3,4泊ぐらいならするかも知れません。 そんなわけで、たまにはカサ・デル・マーに寄る可能性もあるにはありますが、私の場合、パンタイ・チェナンは素通りで空港からパンタイ・テンガーへ直行というのが、おおむね基本パターンという結論に至ったわけです。 コメント(0) | トラックバック(0)
|
コメント
コメントする
|
この記事のトラックバックURL
http://xn--28j0eya1362b.com/tb.php/14
トラックバック
|